シロアリは、光や風を苦手としているため
外気に触れるのをとても嫌っています。
なので、光や風を浴びないように移動していきます。
どうやって移動しているのかというと、
トンネルを作りながらその中を通って移動をしていきます。器用ですね🐜

ほとんどがコンクリートや木材の側面に這うように作られるのですが、
時折、どこにも這わずにそのまま上へ向かって伸びていく蟻道があります。
その蟻道は空中蟻道と呼びます。これまた凄技ですね🐜

ですが何も支えがないので、
だいたいの空中蟻道は途中で重さに耐えかねて潰れてしまうことが多いです。

ではなぜ、空中蟻道を作るのかというと、
シロアリは目が見えない生き物です。
そのため、移動の途中で廃材や何かにぶつかるとそこが壁だと勘違いをします。
なにも知らないシロアリたちはその壁に蟻道を作ろうとするので、
空中に向かって蟻道を作り始めます。
それで空中蟻道が誕生します。


空中蟻道(くうちゅうぎどう)




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